微笑みの周波数

ペットロボットは、既に声の周波数成分から感情を分別できるレベルになっているらしい。老若男女、誰の声を聞くか分らないうえにコストの制限もある市販のペットロボットでそのレベルとは恐れ入る。

他にも、表情パターン分析、言語パターン分析も出来るようだ。生物学だかなんだかの論文では、周波数成分から好悪の感情を確定することはできず、心理学の領域だとしているものがあるが、ちゃんとパターンはあるってことだ。生物はデジタル化できないと信じたい人にとっては、感情のデジタルパターン分析というのは嫌なものだろう。

現状では機械は、視覚と聴覚しかカバーできていないが、電位差やイオン濃度差を検知して、触覚・嗅覚・味覚を分析できるようになれば、あとは学習量次第で人間の感情はほぼ再現できるだろう。接触系のものはサンプル取りが面倒そうだが、理屈では可能だろう。五感を再現できるなら、感情を持ったロボットが可能であり、マトリックスのようなバーチャル空間も可能だろう。

般若心経でいうところの色声香味触法の法は、おそらく情報体ではないかと私は解釈する。検知した信号から、1対1ではなく、論理的に想起される情報をメモリ空間から1対多、もしくは多対1で引き出してくるのが六感なのではないだろうか。

今はコンピュータの仕組みから、物理信号と論理信号の違いをイメージするのはそう難しいことではないが、これを紀元前に考えたインド人ってのはとんでもなく頭いい。
と言っておいて、インド哲学や仏教に詳しい人から全然ちゃうわと突っ込まれたらごめんなさいだが。

音素分析って学問があり、文章的に意味がなくても、音素的にイメージを喚起する音というのがあって、そういうのをマントラブランドと言うらしい。密教真言とかコーランの詠唱とかが不思議と染み入るのは音素的に考慮されているからなんだそうだ。怪獣の名前にガ行が多いのは音素的に意味があるのだそうだ。

音素的に分解したら、中国語と日本語っては全く違う言語だろう。しゃーしゅーしぇーしぇーな中国語とあえいうえおな日本語が同じとは思えない。まあ、文法的にも全く違うのだが。

言語的に考えると、文字以外は、日本語は中国の周辺国であるという感じではない。それは朝鮮も同じだが、海を隔てた日本はともかくとして、朝鮮がよく言語的に独立を保てたものだというのはある意味驚きだ。それとも、むしろ中国が東夷に同じ言語を喋らせることを許さなかったのか。

モンゴル系言語を使う民族が、北から東へ回り込んで囲っているというのは、実は中華の農耕民族にとっては脅威だったのかも知れない。中華の人口が十分に増えるまでは。
どこらへんが分岐点だったのだろう。農耕治水の技術とか、長期の気候変動がどうなっているのかというのは興味の尽きないところだ。
と小難しいことをこねてみたが、動機はなんちゅうことはない。職場のパーテーションの向こう側で喋っている女性が、特定の人と話すときに明らかに声のトーンが変わるのだ、柔らかい方に。

ははぁん、春ですなぁ。ホワイトデーも近いしなぁ ( ´ ▽ ` )

別に悪いことではないが、傍で聞いている方はケツの座りが悪いというものだ。